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宝石貴金属など1億6千万相当盗難...パイプ伝い侵入か?

年の瀬に高額窃盗事件が発生しました。
貴金属卸業者から宝石貴金属1億6千万円相当が盗まれました。
外壁のパイプをつたって屋上に上がり、屋上からベランダに下り「ガラス破り」で侵入した可能性があります。

●18日午後2時40分頃、貴金属卸業「三和商事」(神戸市中央区)の事務所兼倉庫から、指輪などが盗まれたと、出勤した経営者の男性(57)が110番した。

 被害は指輪やネックレスなど約230点(1億6500万円相当)と現金90万円。
ベランダの窓ガラスが割れており、生田署が窃盗事件として捜査している。

 発表によると、男性は17日午後11時50分に事務所を出ており、玄関は施錠されていた。
外壁のパイプに人が触ったような跡があり、同署は、何者かがパイプをつたって屋上からベランダに侵入した可能性があるとみている。
(12月18日 読売新聞より引用)

この貴金属卸業者では防犯システムや警備システムなど設置していなかったのでしょうか?
ニュースには何も記載されていませんでした。

こうした高額商品を扱う店舗や倉庫には「ハイリスク・ハイリターン」を企てる窃盗団が侵入します。
「短時間化」しており、侵入して1〜2分程度で犯行を終えて退散することも珍しくありません。
壁に穴を開ける、車ごとシャッターや壁を破壊するなど非常に荒っぽい方法で侵入します。
「爆窃団」(ばくせつだん)なんて物騒な名前までついています。

多くの方は2階、3階と上階になればなるほどその窓から侵入されないと思い込んでいます。
しかし、実際には足場になる建物が隣にあったり、今回のようなパイプなどがあればそれを伝って上に登ってしまします。
ある泥棒は、ビルとビルの隙間に足をかけて登っていました。
上の階になればなるほど、いったん上がってしまえば侵入はしやすくなります。
というのが、防犯意識が低くなり、無施錠、又はクレセント錠のみの窓がほとんどだからです。

防犯システムを設置する場合も予算の関係で外すことを望まれる場合もあります。
我々セキュリティハウスでは、できる限り現場の防犯診断で、その建物への侵入の可能性を探り、可能性がある場合には上階の窓にも窓・扉開閉検知センサーの設置をお勧めします。
最低限でも地面より1.8mより低い場所の窓、塀から1.8m以内であればその塀の上から1.8mまでは侵入されることを前提に考えることをお勧めしたいと思います。

投稿者:総合防犯設備士(2009年12月22日)|記事URL| あとで読む

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