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防犯ブログ

宝石貴金属店の防犯対策は、犯行を継続させない環境を作らないと効果はない。

年末に名古屋で高額窃盗が宝石貴金属店で発生しました。
宝石など5千万円相当盗難、カメラに複数の影が映っています。
警備会社のシステムと防犯カメラが設置されていましたが貴金属計約130点(約5000万円相当)が盗まれてしましました。


●27日未明、愛知県西尾市下町、ショッピングセンター「おしろタウンシャオ」で、1階の貴金属店「銀座ジュエリーマキ西尾シャオ店」のショーケースが壊され、指輪やネックレスなど貴金属計約130点(約5000万円相当)が盗まれた。

 西尾署は多額窃盗事件として捜査している。

 発表などによると、同日午前2時45分頃、「非常警報装置が作動した」と警備会社から110番があり、9分後に同署員が駆けつけたが、盗まれた後だった。ショッピングセンターの防犯カメラには、犯人とみられる3人の人影が映っていた。
ガラス製自動ドアを割って、侵入したとみられる。店は26日午後8時まで営業し、夜間は無人だった。
(12月27日読売新聞より引用)

●ショッピングセンター出入り口の外側と内側のガラス製のドア2枚が割られていた。
●出入り口にシャッターはなかった。
●ガラス製の陳列ケースの側面5枚が割られていた。
●警報器が作動して署員が到着するまでの約10分間に盗まれたとみられる。
●犯人は3名。
というのが詳細のようです。
ショッピングセンターの中にある店舗で、この店舗だけの囲いなどもなく、ショッピングセンターの中に侵入すればそのスペースには入ることができます。
又、警備会社へのオンラインは実施されていましたが、警察への通報後、到着するまでに犯行は終了していました。

こうした宝石貴金属店に対する侵入窃盗は警備会社のシステムが入っていることを前提にほとんど数分で犯行を終了するため警備員や警察官が駆けつけた時点では多くが犯行を終了し退散していることが多いようです。

それではどうすれば防犯対策を強化できるのでしょうか?
こうした犯罪では昼間営業時間中に犯人は下見をしていることがほとんどです。
めぼしい商品がどう陳列されているか、店のレイアウトなども事前に確認しています。
その時に、店が導入している警備システムの中身も確認しています。

そういう窃盗犯に対して効果が高いのは「その場での犯行継続をしにくくさせるシステム」です。
どういう状況だと犯行が継続しにくいか?というと、「なんか凄い今まで経験したことがないシステムがついている」と感じさせることであり、実際に犯行がしにくいよう視界を遮ったり、ショーケースをシャッターで覆ってガラスを割れないようにしてしまう、といった方法です。
● そのスペースに侵入した時点で、霧を噴射し、視界を遮る。単独店の場合はほぼ視界がなくなるので犯行がしにくい状況となる。
● 音声メッセージ「110番通報します」と、複数のサイレンを侵入時に鳴らす。声によるメッセージは効果大。
● 出入り口にはシャッターを設置し、シャッターをこじ開けられた時点でサイレンを鳴らす。
● 休日や夜間に敷地内に入り建物に近づいた時点でサイレンを鳴らす。
こうしたシステムを設置することで被害を最小に食い止める事ができます。
ぜひ今設置している警備システムなどに追加されることをお勧めします。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月28日)|記事URL| あとで読む

今年は年末年始は「巣ごもり」9割。そんな時の防犯対策は?

年末の帰省ラッシュが始まり、成田では海外でお正月を過ごす人の出国ダッシュが進んでいるようです。
今年の年末年始に関しては、長引く深刻な不況の影響で、約9割の人が自宅で過ごすようです。

●年末年始、9割「家で」=初売り、旅行...2割「出費減」−民間会社調査
年末年始の過ごし方について、インターネット調査会社「マクロミル」(東京)が調べたところ、9割以上が「家で過ごす」と答え、約2割が初売りや旅行などの出費を「減らす」と考えていることが26日、分かった。
 同社は「給料が減ったとの回答も多く、長引く深刻な不況を反映した結果では」としている。
 同社は今月中旬、全国の成人男女に調査を実施。1000人から有効回答を得た。
 年末年始の予定は、「自宅で過ごす」が71.2%でトップ。親や義理の親が住む実家が20.3%で、計91.5%が家で過ごすと答えた。
 年末年始の出費予定を聞くと、「減らす」が21.0%で「増やす」の8.8%を大きく上回った。「減らす」と答えた人に具体的な中身を複数回答で聞くと「外食や家での食費」(64.8%)が最も多く、続いて「初売りなどの買い物」(51.0%)や「旅行」(23.8%)、「お年玉」(11.0%)などが挙がった。自由回答では「ボーナスが出なかったので買い物を控える」(36歳未婚女性)などの声が寄せられた。 
(12月26日 時事通信より引用)

先行きが見えない不安からの買い控えもあり、又色々な家電製品などの普及で、家にいても楽しめるという環境も影響しているのでしょうが、家でクリスマス、お正月を過ごす人が増えているようです。
こうした傾向は防犯面ではどうなのでしょうか?

自宅から出かけないとしたら、無人時がなくなるわけで、「空き巣(無人時に侵入)」はできなくなります。
しかしながらそれであきらめる泥棒ではありません。
その代わりに、「忍込み」(家人が寝静まっている間に侵入)」又は「居あき(家人が洗濯中など気がつかない間に侵入)」の二つが増えることになります。
どちらも人が家の中にいるにも係わらず侵入する住居侵入手口です。

この場合に怖いのが、家人と鉢合わせになるということです。
例えば家人が2階で寝静まっている時に、こっそり1階に侵入。大きな音の鳴る「ガラス破り」や「錠破壊」ではなく、音が出ないピッキングやサムターン回しなどで侵入して1階を物色。その時にたまたまトイレに起きてきた家族と出くわす・・・。

又、皆で昼間居間に集まって大型TVでゲームに夢中。わいわいがやがややっているその隙に、2階の「無施錠」のベランダから音も立てず侵入し、寝室などにあるタンスの引出しを物色。その時にたまたま家族が2階に上がり鉢合わせ・・・。

どちらのケースも想像しただけで目をふさぎたくなるような光景です。
こうしたことが、万が一発生してしまった場合には、単なる「侵入窃盗」が「居直り強盗」に大変身、という可能性も高いのです。泥棒は侵入中大変な緊張状態にありますので、その緊張の最中に突然家族に会うというのはパニックに近くなります。
そうしたときに家族が騒いだとすると、そのまま逃げる泥棒もいれば、家族に危害を加え金品を奪うケースもあるのです。
そして怖いことに、武器を持っている窃盗犯も多いのです。

在宅でも泥棒被害に遭わないということはないことをぜひ知っていただきたいと思います。
無人でないことをわかっていて侵入してくる「忍込み」「居あき」に対しては、
● 建物の外で、この家には防犯システムが完備していることを知らしめ、犯罪対象から外させる。
● 防犯システムは「在宅警備」機能のあるものを利用、在宅中でも部分警戒を行い、外周警備や、開閉していない窓への侵入検知などを実施し、在宅中の不審者侵入を検知し、すぐに知ることができるようにする。侵入しようとした瞬間にベル・音声などでその場で威嚇撃退する。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月26日)|記事URL| あとで読む

「パンダ車」で防犯

「パンダ車」ってご存知ですか?
パンダというと黒と白のツートンカラー。黒と白のツートンカラーに装飾した車を「パンダ車」と言うようです。
パンダ車はパトカーを意識して生まれました。
大阪・八尾市がパトカー似の公用車「パンダ車」を導入して防犯活動を実施し始めました。


●ひったくりなどの街頭犯罪の抑止につなげようと、大阪府八尾市は老朽化した公用車の後継に、パトカーに似た黒と白の「パンダカラー」車を導入した。来年2月までに計4台導入する。

 新公用車は、車体上部が白、下部が黒色のツートンカラー仕様。ボンネットとリア部分に市章、両側のドアには「大阪府八尾市」の文字がデザインされている。屋根の前後には、スピーカーが計2基取り付けられている。1台約89万円。

 これまで市はうぐいす色を基調とした公用車を使用していた。
しかし、同市は街頭犯罪の件数が多く、平成20年度は約3500件で府内の自治体でワースト4位。
街頭犯罪を減らそうと、八尾署と相談の上、警察車両に似た公用車の導入を決めた。

 市財産活用課は「街頭犯罪の抑止をはかるためにも、職員に積極的に使用を呼びかけたい」としている。
(12月24日 産経新聞より引用)

パトカーを見ると「どきっ」とする方も何故かいるようですが、泥棒やこれから何か犯罪を企てようとしている人間にとってはもっとも嫌なものです。
その「どきっ」を公用車で実施させようという作戦です。
こんな作戦ならニュースで発表しない方がいいと思うのですが・・。
防犯パトロール」のステッカーを貼っている車も時々見かけますが、もし「パンダ車」が民間でもOKであれば、もっと効果が出るのではないでしょうか?

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月25日)|記事URL| あとで読む

工場爆発 4人死亡 汚泥除去作業中.

大阪の工場で爆発があり、4名の従業員がなくなる事故が発生しました。

●24日午前8時50分ごろ、大阪市淀川区東三国3、森田化学工業(本社・大阪市中央区、森田康夫社長)の神崎川事業所から、「4人が転落し負傷した」と119番があった。大阪府警によると、男性社員4人が死亡した。4人は三フッ化ホウ素の貯蔵タンク上(高さ約8メートル)でメンテナンス作業をしていたところ、突然、爆発があり、吹き飛ばされたという。府警は業務上過失致死の疑いで捜査を始めた。

府警淀川署などによると、5人はこの日午前8時半から、工場建物内にあるタンク内にたまった汚泥を取り除く作業をしていた。4人はタンクの上、もう1人はタンク下にいた。タンク下にいた社員が電気ノコギリでタンクに穴を開けていたところ、爆発が起きたという。同署はノコギリで切断していた際に出た火花が何かに反応し、爆発した可能性があるとみて、詳しく調べている。被害に遭った社員の中には、爆風で激しく吹き飛ばされて工場の屋根を突き破り、屋根の上で見つかった人もいたという。

 同社は、石油樹脂精製の触媒に使うため、三フッ化ホウ素を貯蔵していた。
三フッ化ホウ素は有毒だが、直接、引火することはない。

 現場は市営地下鉄東三国駅北約1キロの神崎川沿いに並ぶ工場地帯。森田化学工業は、ホームページによると1935年11月設立。リチウム電池用のフッ素化合物やガラスの乳白剤、人工血液・血管の原料などの医薬品関係の製造・販売を手がけている。

 ◇01年にも死亡事故
森田化学工業神崎川事業所では、01年10月にも事業所内のバルブが壊れ、作業していた社員1人がバルブから噴き出したフッ化水素酸を浴びて死亡。07年1月にも劇物の塩化水素ガスが漏出し、付近で作業していた廃材業者の従業員2人がガスを吸い込んで軽症を負う事故があった。
(12月24日 毎日新聞より引用)

長引く不況で「派遣切り」や「派遣村」が昨年度の年末には話題になっていました。
今年1年、景気は上向くことなく、人員削減の波は今後も継続するものと思われます。
そうしたときに、もし万が一従業員が倒れたら・・・。
少人数で管理運営している工場では一人で広域の管理を行っていることが多く、誰にも気が付かれない、といった可能性もあります。

そうしたときには安心なのが「倒れコール
不測の事故発生時に周囲及び離れた事務所などに異常発生を知らせることが可能です。
人の転倒(倒れ)を検知し、無線信号を自動送信します!
同時に大音量の警報音で報知します。

装着した人が、設定時間以上倒れた状態を続けると、異常事態とみなして警報音がなり、同時に小電力無線信号を自動送信しますので、離れた事務所でも異常を知ることが出来ます。
信号を受信した事務所の受信機が、フラッシュライトを作動させ異常をお知らせします。
付属のソフトケースをしようする事で、ズボンのベルトなどに装着可能です。
少しでも早く異常発生を知ることが、従業員の命を助けるためにも大切です。
企業にとり、こうした事故が発生することは信用問題となります。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月24日)|記事URL| あとで読む

宝石貴金属など1億6千万相当盗難...パイプ伝い侵入か?

年の瀬に高額窃盗事件が発生しました。
貴金属卸業者から宝石貴金属1億6千万円相当が盗まれました。
外壁のパイプをつたって屋上に上がり、屋上からベランダに下り「ガラス破り」で侵入した可能性があります。

●18日午後2時40分頃、貴金属卸業「三和商事」(神戸市中央区)の事務所兼倉庫から、指輪などが盗まれたと、出勤した経営者の男性(57)が110番した。

 被害は指輪やネックレスなど約230点(1億6500万円相当)と現金90万円。
ベランダの窓ガラスが割れており、生田署が窃盗事件として捜査している。

 発表によると、男性は17日午後11時50分に事務所を出ており、玄関は施錠されていた。
外壁のパイプに人が触ったような跡があり、同署は、何者かがパイプをつたって屋上からベランダに侵入した可能性があるとみている。
(12月18日 読売新聞より引用)

この貴金属卸業者では防犯システムや警備システムなど設置していなかったのでしょうか?
ニュースには何も記載されていませんでした。

こうした高額商品を扱う店舗や倉庫には「ハイリスク・ハイリターン」を企てる窃盗団が侵入します。
「短時間化」しており、侵入して1〜2分程度で犯行を終えて退散することも珍しくありません。
壁に穴を開ける、車ごとシャッターや壁を破壊するなど非常に荒っぽい方法で侵入します。
「爆窃団」(ばくせつだん)なんて物騒な名前までついています。

多くの方は2階、3階と上階になればなるほどその窓から侵入されないと思い込んでいます。
しかし、実際には足場になる建物が隣にあったり、今回のようなパイプなどがあればそれを伝って上に登ってしまします。
ある泥棒は、ビルとビルの隙間に足をかけて登っていました。
上の階になればなるほど、いったん上がってしまえば侵入はしやすくなります。
というのが、防犯意識が低くなり、無施錠、又はクレセント錠のみの窓がほとんどだからです。

防犯システムを設置する場合も予算の関係で外すことを望まれる場合もあります。
我々セキュリティハウスでは、できる限り現場の防犯診断で、その建物への侵入の可能性を探り、可能性がある場合には上階の窓にも窓・扉開閉検知センサーの設置をお勧めします。
最低限でも地面より1.8mより低い場所の窓、塀から1.8m以内であればその塀の上から1.8mまでは侵入されることを前提に考えることをお勧めしたいと思います。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月22日)|記事URL| あとで読む

地方の農家狙い「出張」窃盗、被害1億円超か

「防犯は地方の時代」なぜなら防犯意識が低いからです。
この泥棒は「農家は無施錠が多く狙いやすかった」と供述しています。

●地方の農家ばかり狙って盗みを重ねていたとして、住所不定、無職男(32)が警視庁に逮捕され、窃盗罪などで起訴されていたことがわかった。

 起訴は11月11日。被告は宿泊先の池袋のビジネスホテルから終電で関東近県などへ行き、未明に無施錠の農家で盗みを繰り返していたという。

 同庁幹部によると、被告は10月21日午前2時頃、群馬県館林市の農家に忍び込み、現金約7万円などが入ったバッグを盗んだ疑い。
被告は2003年12月頃から関西で盗みを始め、今年夏頃から拠点を池袋に移した。
同庁は17府県で約500件、約1億円に上る被害があるとみている。手帳に盗んだ金額、終電の時間などが書かれていたという。
(12月19日 読売新聞より引用)

「無施錠」とは「無締り」。施錠をしていない状態の窓や扉から侵入される手口です。
こんなのがそんなに多いの?と思われる方は防犯意識の高い方です。
まだまだ無施錠は多く、一戸建て住宅における平成21年上半期の侵入手口では第一位。42.1%となっています。
第2位が「ガラス破り」で41.6%。

玄関や窓をきちんと施錠するとともに、補助錠を設置することをまず徹底することから防犯対策は始まります。
特に2階や道路から死角になる(人目につきにくい)場所にある窓、扉の防犯対策を十分に実施してください。
又、風呂場、トイレなどの窓を換気のためにあけているのも防犯上は問題です。
ベランダも含め再度自分の家を見直しましょう。

ホームセキュリティ

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月21日)|記事URL| あとで読む

29都道府県をレンタカーで泥棒行脚。事務所荒らし570件。

29都府県を「事務所荒らし」をしていた大阪の男ら6人が逮捕されました。

●29都府県で事務所荒らしを繰り返したとして、大阪や山口など3府県警の合同捜査本部は17日、窃盗などの疑いで、大阪府寝屋川市池田新町の無職男(39)=窃盗罪などで公判中=ら6人を逮捕、2人を書類送検したと発表した。
捜査本部は、グループが平成18年2月〜今年9月の間に、570件(被害総額約1億1千万円)の事務所荒らしなどを行っていたことを裏付けたとしている。

 捜査本部によると、メンバーは刑務所仲間が中心。
2〜3人に分かれて関東から九州をレンタカーでまわり、犯行を繰り返していた。
被告を除く大半のメンバーは「覚醒(かくせい)剤を買う金がほしかった」と供述しているという。
(12月17日 産経新聞より引用)

刑務所で知り合った仲間と連れ立って覚醒剤購入費稼ぎのために事務所荒らし。
非常に恐ろしいですよね。
一つには、刑務所に入っても罪を悔いるどころかそこで次の犯罪仲間を作っているとこと。6被告は同じ刑務所の炊事係を担当して意気投合、出所後に事務所荒らしに手を染めたということです。
再犯率の高さがここでもわかります。 

そしてもう一つは、覚醒剤購入費を稼ぐために侵入窃盗を行っている点。
覚醒剤の常用が考えられ、そういう泥棒に犯行途中で出くわしたときどうなるかを想像するだけで「怖い」と感じるのです。

捜査3課によると06年2月〜今年9月、大阪、東京、愛知などで会社事務所に侵入、金庫をこじ開けるなどの窃盗を繰り返したとされます。

事務所への侵入窃盗は、事務所の休日か夜間など無人時に発生します。
事務所の特徴として
● 無人である時間帯や日時が特定できる。
● オフィス街などの場合、ほとんど無人となる時間帯や曜日がある。
● テナントビルの場合、入居スペース以外に共有スペースがあり、そこには自由に出入りすることができる。
● 高額現金はなくとも小口現金がある。
● パソコンなど換金できる什器がある。
といった特徴があります。

平成20年年間の侵入窃盗認知件数は155047件。その内13.3%が一般事務所への侵入窃盗です。20668件。
「ガラス破り」での侵入が最も多く48.4%。次が「無締り」17.1%。
「ドア錠破り」12.2%となっています。

侵入場所としては、窓37.4%、表出入り口36.2%、その他の出入り口19.3%となっています。

事務所荒らしに対する防犯対策としては、
● 夜間や休日の敷地内への不審者侵入を防止する。見通しの良いフェンスで敷地を囲み、境界線を明確にするとともに、外周警備(赤外線センサー)などを設置する。
● 建物内に侵入される前に、窓・扉開閉検知センサーでこじ開けを検知し、ベル・サイレンなど音による威嚇撃退を実施する。「建物内に入れさせない」
● それでも侵入しようとする人間に対しては室内警戒用センサーが検知するように二重警戒以上を実施する。
● 異常発生時には、管理者などにメール・音声・動画などで通報する。
といったことが必要です。

● 防犯カメラシステムを連動させ、不審者侵入を自動録画するとともに、動画で管理者の携帯電話に通報させる。
● 入退出管理システムを連動させ、あらかじめ認めた人間だけが自由に出入りできるようにする。重要な部屋などへの入室を制限する。
といった方法を実施されることをお勧めします。

又、防犯対策の基本として、
△鍵の管理方法の徹底、
△退職者からの鍵の受渡しの徹底と錠前の交換、鍵保管場所・暗証番号などの変更
△防犯管理者の設定
△防犯システムの定期点検と防犯環境の見直し
といったことも重要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月18日)|記事URL| あとで読む

半年で空き巣124件。 静岡県、愛知県、埼玉県、栃木県で

半年で124件の空き巣をしていた男が逮捕されました。

●民家に侵入して家電製品や現金を盗んだとして、浜松中央署と静岡県警捜査3課は16日までに、窃盗などの疑いで愛知県豊川市の飲食店店員、男(39)=常習累犯窃盗罪で起訴=を静岡地検浜松支部に送致した。同署によると、容疑者は容疑を認めているという。

今年5月と6月に、静岡市と浜松市などのアパートに侵入し、現金や家電製品を盗んだ疑いが持たれている
容疑者は9月22日、袋井市の民家に侵入しようとしたとして、住居侵入未遂の疑いで同署に逮捕されていた。その後、「4月から静岡県、愛知県、埼玉県、栃木県で100件くらいの盗みをした」との供述を元にして捜査したところ、4県で計124戸に侵入し窃盗を繰り返していたことが裏付けられた。
( 12月17日 産経新聞より引用)

半年で124件というと1日1件。
もの凄い数の空き巣です。アパートにも侵入しているので、何箇所かまとめて侵入窃盗を行った可能性もあるように思います。現金や家電を盗んでいました。家電は換金されていたものと推測します。

この空き巣犯のように
● 空き巣に入られるのは豪邸とは限らない。泥棒は「人目につかずに侵入できる=侵入しやすい家」を狙っている。
● アパートも狙われる。
● 泥棒が盗む物は現金だけでなく家電も盗まれる。現金を自宅に置いていないから泥棒に狙われないとは言えない。
ということがわかります。

このニュースでは侵入方法に関する記載はありませんでしたが、アパートなどの場合、「ガラス破り」「無施錠」「ドア破り」といった手口で侵入されることが多いようです。
夕方になっても室内照明がつかないとその部屋は不在であることが建物の外から判断できるため、空き巣に狙われることになります。
又、アパートなどの場合、近所づきあいが希薄であるため、隣に見知らぬ人間が出入りしていても不審に思われない、ということがあります。
家電商品なども、作業着を着て持ち歩いていたら何かの作業中と思われるでしょう。
そういう盲点を空き巣はついてくるのです。

こうした空き巣に対する防犯対策は
● 窓・扉に補助錠前を追加する。
● アパート全体で防犯カメラを設置し、出入りを録画する。
といった方法があります。
ホームセキュリティ

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月17日)|記事URL| あとで読む

賽銭泥棒 急増。和歌山田辺で昨年0件が今年19件。

仏像盗難が増えていることを何度かこの防犯ブログでもご紹介していますが、賽銭泥棒も増えているようです。

 ●「さい銭盗」の被害が、和歌山県の田辺署管内で増えている。今年1月〜12月14日現在、19件あった。昨年は被害の届け出がゼロだった。盗まれた金は多くはないが、被害者は「罰当たりな行為」と憤っている。田辺署は同一犯の可能性もあるとみて、窃盗容疑で捜査している。

 田辺署によると、被害は今年1月から出始め、9、10月に多くなった。11月21日以降は被害の報告はなかったが、12月14日、みなべ町内にある神社のさい銭箱から現金が盗まれているのが見つかった。
 この神社は地域住民が交代で管理している。区長の男性は「金額に違いはあっても、皆が気持ちを込めてさい銭を入れている。つえをついて神社へお参りするお年寄りもいる。そんな思いを踏みにじる行為だ」と話した。

 被害に遭ったのは神社や寺だけでなく、小さなほこらや地蔵前のさい銭もある。
鍵を壊したり、さい銭箱をひっくり返して現金を盗むケースが多い。
被害に気付かれるのを遅くする目的があるのか、無人の場所も少なくない。
 範囲も広い。田辺市街地だけでなく、中辺路町や本宮町、上富田町でも被害が出ている。
一度被害に遭い、期間を開けて、再度さい銭を盗まれた場所もあった。

 田辺市湊の若宮神社では9月20日、さい銭箱から約3千円が盗まれているのが見つかった。10月1日には、箱の南京錠を壊され、現金が入った引き出しごと盗まれているのが見つかった。前日(9月30日)に回収していたため、盗まれたのは数百円とみられるが、引き出しや鍵を新しくするために数千円掛かった。

 若宮神社も、若宮町内会の住民が持ち回りで世話をしている。会長の山口修平さん(71)は「神様のものを盗むなんて考えられない。住民が大切にしている場所なのに、(犯人は)罰当たりなことをしたものだ」と話している。
 被害に遭った以降は、ほぼ毎日、異常がないかを住民が確認しているという。
(12月15日 紀伊民報より引用)

仏像盗難、賽銭盗難ともに「罰当たり」な犯罪なのですが、それがこれだけ頻繁に発生しているところに今の日本の問題点が隠れているように感じます。
宗教ということでなくても信仰心や道徳。善悪に関する考え方を持たない人間がかなり出てきているということだと思います。

昔もお供えなどを盗んだり、賽銭箱からお金を盗むという被害はあったと思いますが、こんなに頻繁に発生していませんでした。仏像、狛犬も換金目的に盗まれるということになり、神社やお寺では防犯対策を実施されるところが増えてきています。

仏像盗難などは盗まれてしまうと信仰の対象ですから非常に大きな問題となります。
ぜひとも事前にできることから対策を実施されることをお勧めします。
仏像盗難防止
賽銭盗難防止

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月16日)|記事URL| あとで読む

足立区の3駐輪場で窃盗や管理人室侵入被害

足立区の駐輪場で管理人室へ窃盗や侵入被害が3件発生しています。


●東京都足立区は14日、区営西新井大師西駅東自転車駐車場(同区西新井)で12日未明、管理人室が荒らされ、釣り銭約2万円が盗まれたと発表した。
同区内では13日未明にも竹ノ塚東A自転車駐車場で管理人室に何者かが侵入、大師前自転車駐車場でも窓にこじ開けようとした跡があったが被害はなかった。同区は警視庁西新井署などに被害届を提出した。

 同区交通安全対策課によると、西新井大師西駅東自転車駐車場では午前2時から3時ごろの間、防犯ビデオに犯人とみられる男2人組が写っていたという。

 同課は「管理人室には現金を置かないルールになっており、徹底したい」としている
(12月15日 産経新聞より引用)

駐車場での犯罪を考えると、
● 自動車盗
● 車上ねらい
● 料金箱などから現金を盗む
● 自動販売機荒らし
などが考えられます。

もちろん管理室が有る場合には今回のような侵入窃盗の可能性もあるので注意が必要です。
こうした犯罪を防ぐには、「人目につきやすい状況」を作り出すことが必要です
実際に犯罪が発生しているのは
△ 大型車両の陰に駐車している自動車
△ 壁や柱などで死角になっている部分に駐車している自動車
△ 見通しのない塀などで死角になっている部分に駐車している自動車
△ 道路との境に設置された植木や雑草で死角になっている場所に駐車している自動車
など、駐車場の死角になる場所に駐車してしまったために被害に遭っている場合が多いのです。

駐車場での犯罪を防ぐための防犯対策
● 駐車場の出入口に不法侵入者に対する侵入阻止の意思表示を行う。
● 駐車場の周囲は高さ1.8m以上の見通しの良いフェンスで囲う。フェンスがない場合不法侵入として扱えない場合がある。
● 出入口以外からの侵入を外周警備で検知・威嚇撃退する。同時に動画を管理者
● 出入口及び駐車場内に複数の防犯カメラを設置し、自動録画を行う。駐車場内からの出庫を映し出すことで車両盗難防止にもつながる。記録は高画質で秒1コマ以上。防犯カメラは暗くても鮮明な画像の赤外線照明内蔵のディナイトカメラとし逆光補正機能付きのものとする。
● 内の照明に留意し、明るさは少なくとも平均水面照度で3ルクス以上を確保する。
● センサー付きライトを複数台設置する。
● 出入口には手動シャッター又はチェーンを必ず設置し夜間の不法侵入を防ぐ。利用者を制限する。
● セキュリティキーパーを設置し、防犯システムが完備していることを侵入しようとする犯罪者に知らしめる。異常時にはサイレンで周囲に知らせ威嚇撃退する。
◎ 自動車を離れる時には必ずロックをして離れる。
◎ 自動車の中にカバン、背広、ノートパソコン、合い鍵、現金(小銭)などを残さない。
◎ 駐車する場合には死角にならない見通しの良い場所に駐車する。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年12月15日)|記事URL| あとで読む

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