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29都道府県をレンタカーで泥棒行脚。事務所荒らし570件。

29都府県を「事務所荒らし」をしていた大阪の男ら6人が逮捕されました。

●29都府県で事務所荒らしを繰り返したとして、大阪や山口など3府県警の合同捜査本部は17日、窃盗などの疑いで、大阪府寝屋川市池田新町の無職男(39)=窃盗罪などで公判中=ら6人を逮捕、2人を書類送検したと発表した。
捜査本部は、グループが平成18年2月〜今年9月の間に、570件(被害総額約1億1千万円)の事務所荒らしなどを行っていたことを裏付けたとしている。

 捜査本部によると、メンバーは刑務所仲間が中心。
2〜3人に分かれて関東から九州をレンタカーでまわり、犯行を繰り返していた。
被告を除く大半のメンバーは「覚醒(かくせい)剤を買う金がほしかった」と供述しているという。
(12月17日 産経新聞より引用)

刑務所で知り合った仲間と連れ立って覚醒剤購入費稼ぎのために事務所荒らし。
非常に恐ろしいですよね。
一つには、刑務所に入っても罪を悔いるどころかそこで次の犯罪仲間を作っているとこと。6被告は同じ刑務所の炊事係を担当して意気投合、出所後に事務所荒らしに手を染めたということです。
再犯率の高さがここでもわかります。 

そしてもう一つは、覚醒剤購入費を稼ぐために侵入窃盗を行っている点。
覚醒剤の常用が考えられ、そういう泥棒に犯行途中で出くわしたときどうなるかを想像するだけで「怖い」と感じるのです。

捜査3課によると06年2月〜今年9月、大阪、東京、愛知などで会社事務所に侵入、金庫をこじ開けるなどの窃盗を繰り返したとされます。

事務所への侵入窃盗は、事務所の休日か夜間など無人時に発生します。
事務所の特徴として
● 無人である時間帯や日時が特定できる。
● オフィス街などの場合、ほとんど無人となる時間帯や曜日がある。
● テナントビルの場合、入居スペース以外に共有スペースがあり、そこには自由に出入りすることができる。
● 高額現金はなくとも小口現金がある。
● パソコンなど換金できる什器がある。
といった特徴があります。

平成20年年間の侵入窃盗認知件数は155047件。その内13.3%が一般事務所への侵入窃盗です。20668件。
「ガラス破り」での侵入が最も多く48.4%。次が「無締り」17.1%。
「ドア錠破り」12.2%となっています。

侵入場所としては、窓37.4%、表出入り口36.2%、その他の出入り口19.3%となっています。

事務所荒らしに対する防犯対策としては、
● 夜間や休日の敷地内への不審者侵入を防止する。見通しの良いフェンスで敷地を囲み、境界線を明確にするとともに、外周警備(赤外線センサー)などを設置する。
● 建物内に侵入される前に、窓・扉開閉検知センサーでこじ開けを検知し、ベル・サイレンなど音による威嚇撃退を実施する。「建物内に入れさせない」
● それでも侵入しようとする人間に対しては室内警戒用センサーが検知するように二重警戒以上を実施する。
● 異常発生時には、管理者などにメール・音声・動画などで通報する。
といったことが必要です。

● 防犯カメラシステムを連動させ、不審者侵入を自動録画するとともに、動画で管理者の携帯電話に通報させる。
● 入退出管理システムを連動させ、あらかじめ認めた人間だけが自由に出入りできるようにする。重要な部屋などへの入室を制限する。
といった方法を実施されることをお勧めします。

又、防犯対策の基本として、
△鍵の管理方法の徹底、
△退職者からの鍵の受渡しの徹底と錠前の交換、鍵保管場所・暗証番号などの変更
△防犯管理者の設定
△防犯システムの定期点検と防犯環境の見直し
といったことも重要です。

投稿者:総合防犯設備士(2009年12月18日)|記事URL| あとで読む

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