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防犯ブログ

美容外科クリニックから女性用ホルモン盗む

美容外科クリニックから女性ホルモンを盗んだ泥棒が逮捕されました。


●平成18年6月に長女が誘拐された美容整形外科医、池田優子さん(51)の「池田ゆう子クリニック」(東京都渋谷区)に侵入し、女性用ホルモンなどを盗んだとして、警視庁捜査3課と渋谷署は窃盗などの疑いで、豊島区上池袋、無職男(46)を逮捕した。

 捜査3課によると、男は容疑を認めているが、女性用ホルモンを盗んだ理由についてはあいまいな供述をしているという。

 逮捕容疑は今年3月13日夜から14日朝にかけて、渋谷区神南のビル8階の同クリニックに侵入し、現金約3万円と女性用ホルモンのアンプル10本(5万2500円相当)を盗んだとしている。
 
 クリニックの防犯カメラの映像などから、容疑者を特定した。
3月以降、渋谷区や新宿区で、ビルの病院や会社事務所を狙った同様の窃盗事件が30件(被害総額300万円)発生しており、捜査3課は関連を調べている。

 池田優子さんは美容整形の「カリスマ医師」として知られ、18年6月に長女が誘拐される事件が起きた。
(11月27日産経新聞)

ビルの病院や事務所にも侵入窃盗を行っているようですので、女性ホルモンが目的で侵入したのではなさそうですが、何の目的なのか不明で、あまり前例がありません。
転売目的なのでしょうか?

防犯カメラに映像が録画されており、それがもとで犯人逮捕につながりましたが、防犯体制、警備システムなどの有無に関してはニュースにも記載がありませんでした。
首都圏などではビル全体を警備しているケースも多いようですが、テナントビルの場合、各テナントの休日が違う場合にはそのビルへの人の出入りは曜日に関係なくあることになります。
鍵の受渡しをどうするのか、受付があるのかといったことでも導入システムは異なります。
出入管理システムや防犯カメラシステムとどう連動させるのかが重要なポイントとなります。
事務所向け防犯システム

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月30日)|記事URL| あとで読む

盗んだバイクを元の持ち主に売ろうとした男逮捕

間抜けな泥棒小話です。

群馬県警高崎署は27日、同県高崎市箕郷町西明屋、とび職今村高広容疑者(39)を窃盗の疑いで逮捕しました。

発表によると、今村容疑者は14日朝、同市内の民家の駐輪場で、男子高校生(17)の原付きバイク1台とヘルメット1個(計3万1000円相当)を盗んだ疑いです。

同署幹部によると、男子高校生は同日朝、バイクが盗まれたことに気付き、同署に被害届を出しました。
15日に市内のコンビニ店で、今村容疑者に「パクったバイクがあるんだけど、買わない?」と声をかけられ、バイクの特徴やメーカーなどを聞いたところ、自身のものと確信し、今村容疑者の連絡先を聞いて別れた後、同署に連絡したということです。
<11月28日10時5分配信 読売新聞より>

バイクを盗み、その後バイクの持ち主にそのバイクを売ろうとした男が逮捕されました。
男はパクった(盗んだ)バイクだということも明かしていますから相当まぬけです。
さらに、コンビニでたまたま会った男が元の持ち主だったのですから、相当運が悪いとも言えます。

このようにまぬけな泥棒ばかりだといいのですが、実際はプロの泥棒と言われるような手強い相手が多いようです。
自分が捕まらないように事前に下見を行い、防犯システムの有無や無人の時間帯を調べるなど、計画的な犯行を行う者が多いようです。
このようなプロの泥棒に一旦ターゲットにされてしまうと、普通の一般人では対抗できず、侵入盗難などの被害に遭ってしまうのです。

目には目をということで、プロの泥棒には防犯(セキュリティ)のプロであるセキュリティハウスの防犯設備士にご相談下さい。

防犯診断を行い、その場所ごとに狙われそうな弱点を指摘し、お客様ごとにオーダーメイドの防犯対策をご提案させていただきます。
防犯診断・お見積りは無料ですので、最寄りのセキュリティハウスまでお気軽にご相談下さい。
セキュリティハウスネットワーク
無料防犯診断

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月28日)|記事URL| あとで読む

埼玉 公園の公衆電話泥棒 少年窃盗団逮捕

埼玉県熊谷市内で公衆電話が盗まれた事件で、県警少年捜査課と熊谷署は25日、窃盗の疑いで、熊谷市の県立高校1年生の男子生徒(16)ら男女6人を逮捕したと発表しました。

少年捜査課の調べでは、6人は8月18日午前8時ごろから25日午前2時にかけて、熊谷市見晴町の見晴公園に設置された通話料金約1万円の入った公衆電話1台(約30万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

少年捜査課によると、6人は通話料金をとる目的で公衆電話を盗んでいました。
「別の場所に運んで分解しやすい公衆電話を狙った」などと供述しているということです。

熊谷市では5月から8月末にかけて、公衆電話が計十数台盗まれており、6人は他の公衆電話窃盗についても認めているということです。
<11月25日17時35分配信 産経新聞より>

公衆電話を盗むというのはけっこう大変なように感じます。
盗んだ後、さらに分解して中の現金を取り出す手間もあります。
苦労した割には驚くような成果が得られることはないでしょう。
質より量という考え方でしょうか。

盗まれた額と損害として被った額に大きな差がある事件と言えます。
盗んだ側が得られたのは通話料金約1万円分の現金に対して、市町村が被った損害は公衆電話1台(約30万円)と通話料金約1万円分の両方となります。
このように加害者側と被害者側に差が生じる事件は、被害者にとっては最もいやな被害と言えるでしょう。

公衆電話自体を守る為に何か防犯対策を講じるというのは難しいと思います。
犯罪者がその場で犯行を行うのは、そこに何らかの弱点、狙われるポイントがあるからです。
その場で犯行を行っても、人に見つかったり、捕まるというリスクが少ないということでしょう。
常に人がいる、警官が定期的に見回りをしている、防犯カメラがついている、そのような場所で犯行を行う者は少ないでしょう。
狙われるには何かしら理由があるということです。
その弱点を少しずつでも減らしていくことが大切です。
放置したままだとまた別の犯罪者に狙われる可能性があるからです。
防犯システムを導入する上で注意すべきこと

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月26日)|記事URL| あとで読む

中津川の青邨記念館で絵画、掛け軸が盗まれる。

展示している絵画と掛け軸が盗まれる被害が岐阜県で発生しました。

●24日午前0時50分ごろ、岐阜県中津川市苗木、日本画家前田青邨(せいそん)(1885〜1977)の作品を展示した青邨記念館で、絵画と掛け軸が盗まれたと警備員から110番があった。
県警中津川署によると、絵画「富士」と掛け軸「鮎(あゆ)」(計2200万円相当)が盗まれており、同署は窃盗事件として捜査している。

同日午前0時半ごろ、防犯装置が作動し、約10分後に警備員が駆け付けたところ、正面玄関の入り口が壊され、展示ケース2カ所のガラス2枚が割れているのを見つけた。 
(11月24日時事通信より引用)

記念館の正面玄関口を壊して建物に侵入し、展示ケース2箇所のガラスを割り、展示してあった絵画及び掛け軸を盗んでいます。
警備会社の契約先で、その場での音による威嚇撃退はしていなかった可能性が高いのではないかと推測します。
この場合、建物に夜間近づいた時点で音声による警告、玄関、窓のこじ開けをされた時点でベル・サイレンによる威嚇撃退をすることで中にまで侵入して、絵画や掛け軸を盗むということにならない可能性も出てきます。
「コラー」といった声で直接威嚇をされたらそのままその場所に留まって犯行を継続するということは普通できません。
まして、見上げると防犯カメラが設置されているとなると、自分の姿が録画されているということですので威嚇効果が高くなります。

泥棒は自分の犯行が気付かれてしまったということ、姿を録画又は人に見られることを極度に嫌う傾向にあります。警備員の駆けつけサービスはどうしても約10分程度は経過することが多くなります。
ですので、それに頼り切るのではなく、その場で泥棒が嫌がることをどれだけ実施して泥棒がその場で犯行を継続できないようにするかを考えることが重要となります。

絵画を持ち去ろうとした瞬間に検知する傾斜センサ-なども、屋外、窓・扉、部屋という警戒ラインの最後に重要物としてあるとより安心になります。
美術館博物館の防犯システム

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月25日)|記事URL| あとで読む

高円寺居酒屋の火災

多数の死傷者を出した高円寺のビル火災に関して、原因は出火元の厨房(ちゅうぼう)のダクトなどに付着した油に引火して、燃え広がった疑いがあることがわかりました。

ダクトの油に引火か 非常階段前に座布団山積み 高円寺ビル火災
東京都杉並区高円寺南のビル2階の居酒屋「石狩亭」で4人が死亡した火災は、出火元の厨房(ちゅうぼう)のダクトなどに付着した油に引火して、燃え広がった疑いがあることが23日、捜査関係者への取材で分かった。一方、店の非常階段は扉の前に座布団が積まれるなど使用困難な状態だった疑いも判明。警視庁捜査1課は火災発生時の状況を調べるとともに、防火管理が適切だったか関係者から事情を聴いている。

捜査1課などの調べでは、調理中の焼き物から火が出て、コンロにたまった油に引火。火柱となってダクトや壁の油に燃え移っていったとみられる。

一方で従業員が火に水をかけたり、ぬらしたおしぼりで消火を試みたとする証言もあり、高温の油に水をかけた場合に水分が膨張する「水蒸気爆発」を起こした可能性もある。

 店の天井に張られた装飾布に次々と延焼し煙が充満したとみられ、司法解剖の結果、4人の死因は一酸化炭素中毒だった。このうち客だったTさんとMさんは飲食していた座敷で倒れていた。
(11月23日 産経新聞より引用)


「水蒸気爆発」とは、水が非常に温度の高い物質と接触することにより気化されて発生する爆発現象のことです。
天ぷらなど揚げ物を調理中に油に火が点いた場合、火を消そうと水をかけると水蒸気爆発が起こるため、注意が必要です。

建物火災の出火原因で上位を占めるものは,こんろが起因するものが最も多く,特に天ぷら油を使用中に発生していることが多いのです。

一般に天ぷら油は,その温度が約360から380℃以上になれば,発火すると言われています。
●天ぷら油は過熱を続けると、口火がなくても自然に発火する。
●この発火に熱源の種類は関係ない。
●コンロの火を弱火にしても、15分〜20分も過熱し続ければ火はついてしまう。
●加熱を続けた場合の発火までの時間は油の量や油の新鮮度、ナベの形状等により異なる。浅いナベで少量の油でてんぷらをする場合にはほんの少しの時間で高熱となるため、より注意が必要。古い油も早く発火する。

天ぷら油をガスこんろで加熱すると,約10分で白煙が発生し,約20分後には発火点に達し火がつきます。
一度使用した天ぷら油は,揚げかす等があり,それが灯芯となって発火する時間が早くなることもあります。ほとんどの店では何度もてんぷら油を使用しているわけで、発火時間が早いということになります。

天ぷら油火災の多くは,天ぷらを揚げているときに電話がかかったり,来客の対応をするため,台所を離れていたときなど,ちょっとした油断が原因で発生しています。今回の居酒屋では原因はまだわかりませんが、一人で多くの料理を担当していますから「ちょっと目を離した隙に」という可能性もあるのではないかと思います。

天ぷら油火災が発生した場合,水をかけて消火しようとすると「水蒸気爆発」が発生し、炎が急激に拡大し,周囲に油が飛び散って大やけどをする場合があり,大変危険です。
「マヨネーズや野菜を投げ込むといい」などという消火方法もお勧めできません。絶対に止めましょう。


天ぷら油の火災に対する消火方法のポイント
●あわてて水をかけたりしない。
●消火器があれば消火器で消火する。この時,消火器の薬剤を鍋に向けて噴出すると,中の油が飛散するので,壁などで噴射の勢いを弱めてから鍋の中心へ移動して消火する。
●こんろの火を止め,鍋を覆うふたをして空気を遮断し,消火する。ただし,すぐにふたを開けると再び発火するおそれがあるので,油温の温度が十分下がるまでふたを開けない。
●濡れたシーツや大きめのタオルを使用して,ゆっくり鍋全体を覆い,空気を遮断して消火する。
 この時,炎でやけどしたり,慌てて鍋をひっくり返したりしないよう注意する。
●火が消えて安全な状態になってから,ガスの元栓を閉めること。
●鍋を屋外に搬送するのは,やけどの危険があるので注意すること。

そして、天ぷらをする時には、
●決してその場から離れない。
●電話や来客時には必ず一旦火を止める。
●過熱防止装置の付いたコンロを使用する。
●服に燃え移る可能性もあるため注意。

厨房には必ず消火器を常備し、設置場所はもとより、その使用方法もきちんと把握しておくことが重要です。
消火器自体も古くなると爆発することがありますので、購入時期も明記し、点検しておきましょう。

そして万が一火災が発生してしまった場合には、まず周囲に知らせることが重要です。
又、店舗などの場合には、お客様への避難誘導が重要です。
非常口に物を置いたりしていないか常日頃からチェックし、何かあった時にはすぐに避難誘導できるようにすることも重要です。
放火・火災対策

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月24日)|記事URL| あとで読む

仏像盗難に厳しい刑、されど減らず。

京都で発生した仏像盗難犯に対して実刑判決が出ました。

●建仁寺や東寺など京都市の寺院から仏像5体を盗んだとして窃盗などの罪に問われた三重県四日市市の会社役員男(59)に対し、京都地裁は19日、懲役2年4月(求刑・懲役3年6月)の実刑判決を言い渡した。裁判官は「仏様が許してくれたとしても自分がやったことの責任は取ってもらいたい」と説諭した。

昨年9月〜今年1月、建仁寺から十一面観音座像などを盗み、保釈中の6月には三重県伊賀市の射撃場で客の銃弾を盗んだとされる。
「誤った信仰心に基づく自己中心的な犯行。仏像には歴史的価値が高いものもあり、時価不詳ではあるが被害は大きい」と実刑の理由を述べた。
(11月19日 毎日新聞)

この犯人は自宅で拝むため仏像を集めていたようですが、一般的には換金目的の仏像盗難が全国で発生しています。
毎日JPに10.28よると、「無住社寺:施錠2割、防火設備9割なし 実態判明、防犯・防火対策に課題 /奈良」とあります。

●所有仏像など3796点
 常駐の管理者がいない県内の無住社寺のうち、約2割は施錠がなく、さらに約9割は防火設備がないことが県警生活安全企画課の調査で分かった。これらの社寺が所有する仏像などは3796に上る。しかし、文化財指定を受けていないため、設備整備を助成する制度がなく、住民らの寄付に頼らざるを得ない。無住社寺の実態が明らかになったのは初めてで、防犯、防火対策が課題になりそうだ。

・無住社寺は1811カ所あり、施錠がないのは23%、火災報知器や消火器などの防火設備がないのは93%。
・所有する仏像や掛け軸、曼陀羅(まんだら)などは3796点で、このうち、文化財指定を受けているのは9%。
・住民らが巡回している社寺は49%だったが、頻度にはばらつきがあった。

 県警は、仏像などを写真撮影し、管理者の名前などを記した調査票を作成。盗難に遭った際、被害品を特定するための基礎資料として、最寄りの交番や駐在所に保管する。

 奈良県内では今年に入り、黒滝村などの無住社寺で仏像などの盗難事件が相次いでいます。

●黒滝村寺戸の無人の寺「黒滝権現堂」から盗まれ、古物商に転売された「蔵王権現立像」が、中吉野署署長から地元の東秀和区長(65)に返還された。当面は集会所で保管、権現堂の防犯対策や古物商からの買い戻しなどを検討する。


泥棒は盗んだ仏像を、古美術商に持ち込みます。
別の寺の元住職、金振清隆被告(62)が窃盗容疑などで逮捕、起訴された事件の仏像は古物商に約10万円で転売され、さらに約50万円で別の古物商の手に渡り、オークションに約150万円の値で出品されているのが見つかったということです。買い戻すにしても善意の第三者に移ってしまっていると金額も含め大変です。

仏像盗難や放火といった被害は、遭ってしまうと元に修復する事ができず、計り知れない損失があります。
失ってしまってから知るその価値。
そうならないためには防犯対策が不可欠です。

● 仏像も盗まれる時代であることを認識する。
● 仏像の安置されている本堂などで、仏像に安易に近づく事ができる場合には何らかの対策が必要。
防犯カメラで自動録画すると同時に、住職の携帯電話に通報する。
・仏像を持ち上げた時点で大音量のベルで威嚇撃退する。仏像盗難検知システム
・本堂に夜間侵入した時点でベルで威嚇撃退する。
● 無人寺の場合にはその場での侵入者への威嚇以外に、異常発生を離れた場所の関係者に自動通報することが必要。
● 防犯パトロールを定期的に実施することは有効。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月20日)|記事URL| あとで読む

中国人窃盗団「ガラス破り」で空き巣。「ガラス破り」の手口と防犯対策。

中国人窃盗団が逮捕されました。その侵入手口は「ガラス破り」です。

●兵庫県警と警視庁は16日夜、窃盗と住居侵入の疑いで神戸市中央区雲井通、A(24)、B(31)ら中国籍の男計8人を逮捕した。空き巣を繰り返す窃盗グループとみて調べる。

 8人のうちA容疑者ら4人の逮捕容疑は10月26日、兵庫県西宮市の男性会社員(58)宅に侵入、指輪などの貴金属33点約670万円相当と現金12万円を盗んだ疑い。
B容疑者ら残る4人は11月4日、大阪府豊中市の無職の男性(67)宅から腕時計など21点約89万円相当と現金約1万円を盗んだ疑い。
兵庫県警捜査3課は、窓ガラスをドライバーなどで割って侵入したとみている
(2009/11/17 イザより引用)

「ガラス破り」という手口は、一戸建て住宅では「無締り」(42.1%)に続41.6%を占める手口です。
この「ガラス破り」は大きく分けると3つの方法があります。

1.こじ破り
最も多いのは「こじ破り」と呼ばれるもの。これは、引き違い窓の錠前部分をドライバーでこじるようにして手が入る程度の穴をあけ、サッシのクレセントを直接開錠してしまう方法。 「こじ破り」(「三角割り」とか「三点割り」と呼ばれることもある)は日本独特のガラス破りの方法です。あまり大きな音が出ず、短時間で解錠ができてしまいます。
道具はドライバー1本。ポケットに入る程度の大きさですんでしまいます。

2. 打ち破り
破壊音を気にせず、物を投げ込んだり、ハンマーでガラス窓を叩き壊して侵入する大胆極まりない方法。
外国人窃盗団が数分の短時間で犯行を終える時などに行うことも多い手口。
破壊音を気にせず住民や警備員が来る前に目的を達成してしまおうとする大胆極まりない方法です。
使われる道具としては、ドライバーや小型バールなどポケットやコートに隠して携帯できるものや、ボストンバック等で運ぶことができる中型バール・ハンマーなど。その家にあったレンガ、植木鉢などを使用する場合もあります。
ガラスが割れるときの音は大きく120デシベルも出ます。

3.焼き破り
最近増えている方法。ライターなどでガラスを焼き、水をかけてひびを入れるというもの。
音も出ず、技術がいらない手口。手口の特性上誤って火事になってしまう可能性もある。 最大の特徴はかすかな音しか出ないことにあります。道具はポケットの中に入ってしまい分かりにくいです。

こうした「ガラス破り」に対する防犯対策はいく通りかあります。
●「ガラスそのものを強化し割れにくくする方法」。防犯ガラス、防犯フィルムを貼る。
●窓に窓ロックなど補助錠を設置し、クレセントを開錠されても開かないようにする。
●ガラスに近づいた時点でベルが鳴るように外周警備を行う。
●ガラスを割った時点でベルが鳴るようにガラス破壊検知センサーを設置する。
●窓をこじ開けられた時点でベルが鳴るように窓・扉開閉検知センサーを設置する。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月19日)|記事URL| あとで読む

トラクター専門ベトナム窃盗団。1台3万円で売却

農業用トラクターを狙って窃盗を繰り返していたベトナム人の窃盗団が逮捕されました。

●県内や関東近県で農業用トラクターを狙い盗みを繰り返していたとして、県警捜査3課など合同捜査班は16日、足利市福居町、ベトナム国籍で無職A(39)▽同国籍で無職B(25)の両被告=共に窃盗罪で起訴=を窃盗容疑で逮捕したと発表した。

県内のトラクター盗被害計30件(総額約3800万円相当)への関与を認めており、埼玉や茨城でも数十件の犯行に関与しているとみて追及している。
 逮捕容疑は9月24日夜〜25日未明ごろ、下野市の農業男性(74)方西側の畑に止めてあった、トラクター1台(100万円相当)を盗んだとしている。

両容疑者は盗んだトラクターを茨城県内の解体所に持ち込み、1台約3万円で売却。トラクターは一度解体され、その後、海外に輸出されていたとみられる
(11月17日 毎日新聞より引用)

農業用トラクターは、畑や田んぼなどに止めておくことも多く、納屋に止めてあったとしても施錠があればいい方です。
「トラクターが盗まれる」という意識は農家の方にはなかったと思われます。
そうした防犯意識の低い部分が窃盗団に漬け込まれたのでしょう。

彼らにとっては、3万円が畑に放置されている、と見えたに違いありません。

今回はトラクターでしたが、運送会社のトラックや建設会社の重機なども盗まれ、同じように換金されます。
そして部品にばらされて海外に販売され、海外で再び組み立てられる・・・。
又、建設会社の重機はATMを狙うときに使用されたり・・といったこともあります。

トラクター、トラックも含めた自動車盗は平成21年上半期、13470件発生しています。
発生場所は駐車場が多く、被害時にエンジンキーがメーンスイッチに差し込まれていたか、運転席又はその周辺に放置されていた状態で盗まれたのが27.6%となっています。
被害自動車の還付率は29.0%。

オートバイ盗は平成21年上半期で40230件、対前年同期で11.6%の増加です。
キーがある状態で21.4%が盗まれています。還付率は38.1%。
大阪では「ハーレー」盗んだ台湾人窃盗団が逮捕されています。(11月14日 産経新聞より引用)

 ●米国製の大型オートバイ「ハーレーダビッドソン」を盗んだとして、大阪、兵庫両府県警が台湾人の男3人を窃盗の疑いで逮捕していたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。大阪、兵庫などではハーレーが盗まれる事件が相次いでおり、両府県警は密輸出を目的とした窃盗団が暗躍しているとみて捜査。窃盗団の一員とみて調べている。

 男らはすでに起訴され、いずれも堺市中区の無職の3被告。被告らは10月1日、神戸市灘区の歩道に止めてあったハーレー1台(130万円相当)を盗んだとされる。


自動車などの部品狙いは平成21年上半期で38007件。
ミラーやバンパー、タイヤなど部品を盗まれると、そのままでは営業に使用することができず、信用問題にも繋がります。

こうした自動車、オートバイ、トラクターなどが狙われていることをまず知っていただき、盗まれないようにどうすべきかを考える(防犯意識を持つ)ところから防犯対策はスタートします。
そして、「目」「音」「光」「時間」の泥棒が大嫌いな4原則を駆使して、泥棒が嫌がる環境を作っていく事が大切です。

例えば「人感ライト」。人があるエリアに入ると自動的にライトが点灯し、いなくなると自動的に点滅します。この「光」は、普通の善良な人にとってはむしろ夜間明るくて便利・・と感じられるものですが、泥棒にとっては「周囲から自分の姿が見えやすくなる」つまり「人目につきやすい状態」ということになり、防犯効果があるのです。

しかし、人感ライトだけでは、「明かりがついていても誰にも出くわさない」(人目にはつかない)と考える泥棒も中にはいます。そうした泥棒に対して、人感ライトの下に防犯カメラが付いていると「自分の姿が録画されている」ということになり、より防犯効果が上がります。
そして自動車盗難防止装置などが設置されていれば、「音」が出ますので、より周囲から見られる可能性が高くなるためより泥棒は嫌がる・・つまり防犯効果が高くなるのです。

このように、防犯対策はいくつかを組み合わせて効果をより上げていくことが重要です。
駐車場自体を「防犯駐車場」にするというのも、狙われにくい環境を作るということになります。
予算とリスクを考えながら、できることから取り組んでいくこと。
そして、防犯意識を忘れない事。ぜひ取り組んでみてください。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月18日)|記事URL| あとで読む

2年9カ月で漁船から釣り具窃盗64件

釣り具を停泊している漁船から盗むという泥棒が逮捕されました。


●田辺署など紀南4署が7月に窃盗容疑で逮捕した男が、約2年9カ月の間に漁船から釣り具を盗む犯行を64件繰り返していたことが分かった。4署は順次追送検する方針。被害総額は、約632万円相当に上るという。
 田辺署によると、男は御坊市島、無職男(33)=窃盗罪で起訴=。
2006年10月、みなべ町堺の漁港に係留中の漁船から時価合計14万円相当の釣り具を盗んだほか、06年9月から09年6月までの間に、主に紀南地方の漁港に係留中の漁船から釣りざおや電動リールの盗みを繰り返していた疑いがある。
 田辺市では、田辺漁港や新庄漁港の漁船も被害に遭った。被害は広範囲で、白浜町やすさみ町のほか、大阪府泉南市や三重県紀宝町でも釣り具が盗まれていた。
 犯行の時間帯が「夜間から朝にかけて」と一致していたため、田辺署は白浜、串本、新宮の各署と08年4月から合同捜査を開始。

盗んだ釣り具を和歌山市の中古品店に売っていたことから容疑者が浮上した。
田辺署によると「盗んで得た金は生活費に充てた」などと容疑を認めているという。
(11月16日紀伊民報より引用)

停泊中の漁村に夜間から朝にかけて侵入し、釣りざおや電動リールを盗み中古販売店で換金する。
それを64件繰り返していたといいますからかなりの漁師が被害に遭っていたものと思われます。
朝船に乗っていざ出港となった時に釣りざおや電動リールがなければ話になりません。
今回の泥棒は換金していましたが、以前もやはり同じように漁船から釣具を盗む泥棒がおり、自分でも釣りに使用していました。
漁船からは、魚群探知機のような機材なども盗まれた事例があります。
よく考えると、誰でも船に乗り込む事ができる状態で港に置かれているわけですから、防犯面からいうと「無防備」であると言わざるを得ません。
漁港全体をもっと夜間明るく、人感ライトなどを追加されることで、泥棒が犯行しにくい環境を作ることをお勧めします。

最低限の無線タイプの防犯設備が必要な時代になってきていると思われます。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月17日)|記事URL| あとで読む

韓国射撃場火災。現場の防災体制の不備

また雑居ビルで、防災体制の不備が原因と思われる大惨事が発生しました。

●釜山射撃場火災 日本人の死者は8人 火薬に引火の可能性
韓国・釜山市新昌洞の室内射撃場「ガナダラ実弾射撃場」で日本人観光客らが死傷した火災で、現地警察は15日、死亡した10人のうち8人が日本人とみられると発表した。警察当局は出火原因について、拳銃用の火薬か、火薬の混じった空気中の粉じんに、何らかの火花が引火し爆発を起こした可能性もあるとみて、従業員らから詳しい事情を聴くとともに、本格的な捜査を進めている。

・犠牲者の多くは射撃場隣の休憩室で倒れ、休憩室の燃え方も激しかった。一方、射撃場や弾薬庫の被害はそれほどひどくはなかった。
・室内射撃場全体には一般的に、火薬の微細な粉じんが空気中に漂っていることが多い。このため警察当局は、火が火薬に直接引火するケースのほか、空気中の粉じんに引火したこともあり得るとみている。
・今回の火災は、ボンという大きな音の爆発が伴っていた。
・射撃場は防音性能を高める必要があることや、銃弾が室外へ出ないようにするため密閉性が高い。
・火災で電気が切れていた場合、暗闇の中で逃げ出すのはかなり困難だったとみられている。
・射撃場にはスプリンクラーは設置されていなかった。韓国の消防法には、射撃場の防火設備に関する特別な規定はなく、スプリンクラー設置は義務づけられていない

監視カメラの映像を公開したが、出火の様子が映る前に映像は途切れていた。爆発が起きた際に電源系統に異常が起きて、録画が止まった可能性が高いという。
(11月15日 毎日新聞より引用)

同じような射撃場では06年4月にやはり韓国のソウル市内の室内射撃場発生しています。
この時火災では、1人が死亡、日本人観光客ら7人が負傷しました。
原因は射撃による火花が近くの火薬に引火した可能性が高いとみられています。

今回の射撃場も非常に狭い場所で10名も客がいたら一杯だったと言われています。
そうした過密な中で火薬の微細な粉じんが空気中に漂っていてそれに引火した可能性が高いのではないかと思います。
一瞬の爆発とその後の猛烈な炎、そして有毒ガス。
もしこの店にスプリングクラ−が付いていたら・・・ここまでの惨事にはなっていなかったと思います。
防音のため、窓もなく、雑居ビル・・・というのは以前日本で発生したカラオケボックスでの火災とイメージがダブります。
不慣れな場所で、電気が切れ真っ暗闇。まして言葉も通じない・・・
海外でのこうしたレジャー施設の防災対策もまだまだ十分ではなく、自分の身を守るためには、最低限出口や避難路などは把握しておく必要があるように思います。
なかなか観光に行っていてそこまで考えるのは大変ですが、ツアーを企画する旅行会社などがお客様に説明することが必要だと思います。

火災対策・避難誘導

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月16日)|記事URL| あとで読む

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