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防犯ブログ

愛知県で「金庫破り」相次ぐ。「金庫破り」に対する防犯対策

名古屋市内で2件 金庫をこじ開けられたり、金庫ごと持ち去られる高額窃盗事件が発生しています。

●金庫の710万円盗難 名古屋の楽器卸売会社
 24日午前7時半ごろ、名古屋市天白区焼山の楽器卸売会社の本社ビルが荒らされているのを出勤してきた男性社員(36)が見つけた。社員らが確認したところ、3階の鉄製耐火金庫(重さ約250キロ、縦横約50センチ、高さ120センチ)がバールのようなものでこじ開けられ、会社の運営資金など現金計約710万円がなくなっていた
愛知県警天白署は窃盗事件として調べている。
ビル1階出入り口のガラス製扉の鍵がこじ開けられ、2、3階の事務所と4階の社長室に物色の跡があったという。23日午後7時ごろに社員が帰宅した際は異常はなかった。ビルには防犯システムや警報機などは設置されていなかった。

●現金400万円入り金庫盗まれる 愛知のレストラン
 23日午前3時15分ごろ、愛知県日進市岩崎台のレストランで警報機が鳴っていると警備会社から110番があった。
県警愛知署員が調べたところ、現金約400万円入りの鉄製耐火金庫がなくなっていた
同署は窃盗事件とみて捜査を始めた。
 愛知署によると、金庫は縦横約30センチで重さ約30キロ。従業員休憩室に置いてあった。勝手口のドアがこじ開けられていた

2件ともに「扉がこじ開けられて」侵入されています。
金庫の現金を狙って、警備会社のシステムや防犯システムが設置されていない事務所ではその場で「金庫破り」。金庫はバールなどでこじ開けられています。そして、警備会社のシステム設置先では警備員が駆けつける時間までに犯罪を完了させるため金庫ごと持ち去っています。こうした手口の場合、盗まれた金庫は人里離れた山奥などで大型器具を使用して開けられ、中の現金や金目のものだけを盗んで放置されます。

金庫は、バールなどでこじ開けられる他、「背面破り」などの方法で金庫破りをされることもあります。
金庫破りの発生場所としては、約半数が会社・事務所で、次に飲食店、商店の順になっています。

「金庫破り」の特徴としては下記があります。
●組織化・・・金庫破りの55.7%が2人組以上の複数犯。6人組以上が4.5%。
●来日不良外国人による犯罪が増加。
●広域化・・・2都道府県以上で犯行を重ねたのが全体の29.7%(事務所荒しは10.1%、出店荒しは7.6%)
●同じ地区で数件連続して発生。
●逃走手段は車。80.1%が自己所有車両や盗難車で逃走。
●金庫破りは複数犯で、車を使って広域に犯行を重ねている。
●チェーン店のスーパーストア、ファミリーレストラン、薬局などの同一業者を対象とした据付金庫の搬出、破壊被害が多発。(レイアウトが同じで、金庫保管場所も同じことが多いため)
●電動工具や刃幅の広いバール、ジャッキなど破壊用具を使用。
●警備会社システムが設置していることを承知して、警備員が到着前の短時間で金庫を搬出する。ストップウオッチを持参した見張り役がおり、5分経過すると犯行途中でもあきらめ逃走する。中には「3分勝負」の連続金庫破りも。
●金庫内の手形、現金、商品券を盗む。通帳、キャッシュカードを使用して預金を引き出す。
●「警報器のついていない事務所」を狙った金庫破りもある。

「金庫破り」に対しては、建物内に入られない、犯行を継続させない防犯システムであることが重要です。
そのためには、侵入された時点でベルやサイレンで侵入者を威嚇撃退することが大切です。(多くの警備システムにはその場で威嚇撃退用の防犯ベルやサイレンなどが設置されていない状態であるのは残念なことです)
金庫破りに最適な防犯システム

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投稿者:総合防犯設備士(2009年10月05日)|記事URL| あとで読む

国重要文化財の仏像盗難。福岡の油山観音。

又仏像盗難が発生しました。

●4日午前5時45分ごろ、福岡市城南区東油山の「油山観音」で、本堂に保管した国重要文化財の「木造聖観音坐像(もくぞうしょうかんのんざぞう)」(像高約79センチ)などが盗まれていることに参拝客の夫婦が気付き、連絡を受けた氏田宗貞住職(62)が110番通報した。
観音像の前にあった青銅製の鏡(直径約25センチ)も盗まれており、福岡県警早良署が窃盗容疑で捜査している。

 本堂入り口のガラスの引き戸は四つの南京錠で施錠していたが、いずれも切断されていた

住職によると、3日午後5時半ごろに住職が巡回した際は異常はなかったが、4日午前5時半ごろ、本堂の方で不審な物音を聞いたという。
また3日夕、大きな袋を抱えた70代ぐらいの男が、十数人ほどの団体客に紛れて進み、境内の前で何かを確認するように中を眺めていたという。

 氏田住職は「市民に愛されてきた大切な観音様。一日も早く、無傷で返してほしい」と話している。

 油山観音は臨済宗東福寺派の寺院で、天平年間(729〜749年)にインドから渡来した僧「清賀上人」が開基したとされる。盗まれた観音像は室町時代ごろの作と推定され、作者は不詳。1906年に国重要文化財に指定された。
(10月4日毎日新聞より引用)

大きな袋を持って団体客にまぎれ、下見をしていたのでしょうか?
大切な観音像のある本堂入り口のガラスの引き戸は四つの南京錠で施錠されていましたが、切断されていました。
それ以外の防犯システムやカメラなどは設置されていなかったようです。

今、仏像がブームとなっており仏像盗難が全国で発生しています。
古美術商を経由したり、インターネットオークションなどで販売されたりで現金に換金されています。
今回は重要文化財でしたが、狙われるのはむしろ重要文化財以外。なぜなら写真や資料などがないことが多く、足がつきにくいからです。

こうした仏像盗難に対しての対策方法は何点かあります。
●仏像を持ち上げられた瞬間に警報(ベルや音声)を出して威嚇撃退するとともに住職が知る方法。
●夜間、拝観時間以外に本堂に入った時点で侵入者を検知し、警報(ベルや音声)を出して威嚇撃退するとともに住職が知る方法。(建物内に入らせない)
●夜間や拝観時間以外に敷地内に侵入した侵入者を検知し、警報(ベルや音声)を出して威嚇撃退するとともに住職が知る方法。(建物に近づけない)
●目立たないカメラで侵入者を自動録画するとともに、携帯電話で画像確認する方法。
今、こうしたシステムに対して補助金が地方自治体で出す制度もあります。
そうした補助金を活用して予防のための方法を導入すべきだと考えます。
仏像盗難防止システム

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投稿者:総合防犯設備士(2009年10月05日)|記事URL| あとで読む

新聞販売店荒らし102件.「働きたい」と給料日を電話で確認して

新聞販売店ばかりを狙って「事務所荒らし」を繰り返していた男2名の手口は?というと

●大阪府と奈良県などで相次いだ新聞販売店の事務所荒らし事件で、大阪、奈良両府県警は1日、窃盗容疑で逮捕した住居不定、無職男(50)=公判中=と奈良市法華寺町、無職男(40)=同=の両被告について、計102店舗(被害総額約2400万円)の被害について裏付け、窃盗容疑などで送検したと発表した。

 両府県警によると、両容疑者は平成20年9月〜今年4月、大阪府、京都府、奈良県の2府1県で朝日、読売、毎日、産経各紙の新聞販売店を狙い、無施錠のシャッターを開けたり、店舗裏側の窓ガラスを割ったりして侵入。現金や商品券、金庫などを盗んだ疑いが持たれている。

2人は販売店に「働きたい」と電話をかけて給料支給日を聞き出し、現金が多く置かれている日を狙って侵入したケースもあったという。
(10月1日 産経新聞より引用)

推測ですが、「働きたい」と電話をかけ、給料支給日を聞き出し、現金が多く置かれている日を調べると同時に、仕事が始まる時間、終わる時間なども調べたのかもしれません。
新聞販売店の場合、朝は非常に早く、人の出入りが激しく、アルバイトも多いためどうしても防犯面で隙が出来てしまいます。
そして、多くの新聞販売店が同じような仕組みで行っているので、1店舗で成功した方法が他の店舗でも通じやすいのだと思います。
そうしたことを知っていて新聞販売店ばかりを狙って侵入を繰り返したのだと思います。

こういう人の出入りが激しい事務所や店舗の場合、セキュリティシステムや入退出管理システムを入れたくても鍵やカードの管理が大変だと躊躇されることもあると思います。
鍵やセキュリティカード、入退出カードを持ったまま次の日から仕事に来ない・・といったアルバイトもいるかもしれません。そうした場合に、鍵であれば錠前を変更する必要があります。
セキュリティカードや入退出管理カードの場合、そのカードを使用できなくすることができますが、現地に技術員が行って作業をするため作業費用が必要でした。

セキュリティハウスの「自主機械警備システムNEXT」なら、
・セキュリティカードをフェリカ対応カードで併用できるため、専用カードを渡す必要がない。
・販売したセキュリティハウスにおいて、遠隔からカードの消去を行うことができる。又登録も簡単に行うことができる。
というメリットがあります。

又、最初にセキュリティシステムを解除した人が誰か、最終にセキュリティシステムをセットしたのは誰かが管理者にメール送信することができます。携帯電話でセキュリティシステムが今セットされているのか解除されているのかの確認も簡単にできますし、遠隔からセット・解除することも簡単です。
アルバイトなどの出入りが頻繁な業種には特にピッタリです。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年10月02日)|記事URL| あとで読む

モンゴル人の空き巣。マンション中高層専門に屋上からベランダに外壁伝い侵入。

またも「スパイダーマン」。
モンゴル人の空き巣男が逮捕されましたが、その侵入手口には本物の「スパイダーマン」もびっくりです。

●マンション7階のベランダから室内に侵入し、ノートパソコンなどを盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いでモンゴル国籍で東京都アルバイト男(25)を逮捕した。「生活が苦しく、盗んだものは秋葉原で売った」と容疑を認めている。

6月中旬以降、江東区などでマンションの中高層階ばかりを狙った約50件の空き巣事件が発生しており、容疑者の関与を調べている。

容疑者は8月18日夕から19日未明までの間、江東区有明のマンション7階の女性会社員(28)方に侵入。ノートパソコンなど5点(時価計9万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。

屋上から外壁をつたって、最上階の7階の部屋に侵入。その後、盗んだテレビなどを女性の部屋にあったシーツにくるんで、再び屋上まで外壁をよじ登ったという。
(9月30日 産経新聞より引用)

マンションの場合、一般的には1階、2階が空き巣などに狙われやすいのですが、以外に多いのが「中高層」のマンションの高層階の被害です。
今回の空き巣と同じように、一旦屋上まで上り、ロープを伝ったり、隣の外壁を伝ったりして下の階のベランダに下りて、「無施錠」のベランダの窓から、又はガラスを割って侵入、ベランダを伝って隣の部屋に侵入・・を繰り返す空き巣が多いのです。
平成20年4階以上の共同住宅の侵入窃盗認知件数は1万0638件。
その内29.5%が「無締まり」つまり施錠忘れ、施錠していないところからの侵入です。いかに中高層マンションが「防犯意識が低いか」がわかります。
「ガラス破り」が28.2%。ベランダのクレセント錠が防犯面ではいかに弱いかがわかります。簡単にガラスを割ってそこから手を突っ込んでクレセント錠を開けて侵入しているのです。
「合鍵」が10.1%、郵便受けなどに合鍵を置いていたり、どこかでその部屋の合鍵を作られての侵入です。

侵入口としては「窓」が45.3%、「表出入り口」が45.7%。
窓、表出入り口の2箇所をいかに強化し、侵入されないようにするかが重要です。
特にオートロックの設置されたマンションは「侵入されない」と変に安心して無防備になっている嫌いがありますが、大きな間違いです。
窓、扉には補助錠を設置する、というのは最低限の対策です。
窓・扉開閉検知センサーを設置し、侵入があった時点でその場でベル・サイレンで威嚇撃退するとともに、メールで異常発生を瞬時に知ることがマンションの防犯対策の基本です。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年10月01日)|記事URL| あとで読む

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