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本の万引き被害 年間40億円

「本の万引き、年間40億円…小学生も犯行、とがめぬ親も」というショッキングなニュースが4月24日読売新聞に記載されていました。

●紀伊国屋書店や三省堂書店、有隣堂など大手書店14社の万引きによる年間被害額が約40億円と試算されることが、出版社や書店などでつくる日本出版インフラセンター(東京・新宿区)の調べで分かった。

●本の販売に伴って発生した店側の損失額は計約55億円で、このうち、伝票の打ち間違いなど店側のミスや売れ残った本の処分による損失は約15億円。同センターは損失額の合計からミスなどによる損失を除いた約40億円が万引きによる被害と推計している。この額は年間総売り上げ2909億円の1・4%にあたる。

●最近は小学生による犯行や、万引きをとがめない親も目立つ。万引き被害は書店の経営に打撃を与えており、出版関係者の間では「このままでは日本の出版文化が衰退するおそれもある」との危機感が強まっている。

万引き被害が売上の1.4%、40億というのはちょっと驚きです。
本屋の経営は大変のようで、京都でも何店舗か姿を消し、新たに又違う大型店舗が出店しました。
新しい店舗の一部では、レジを最下層階に限定し、カゴの中に本を入れて何階かに分かれている店内を見て歩き、最後エスカレータで下りてまとめて支払うという方式です。本屋は棚が高く、何筋にも棚が連なり、万引きなどを考えている人間にとっては隙だらけ・・という感じです。
防犯カメラは最初に導入されています。万引き防止システムは付いていないようです。

ちょっと古いのですが、平成14年経済産業省が実施した「書店における万引に関するアンケート結果について」では
●対象となった商品は複数の商品が盗まれていることが多く、特にコミックは一度に何点も盗まれることが多い。
●万引き1件あたりの被害金額は、9433円。最も多いのが1500〜5000円。
中には100万円以上の被害も発生。
●万引犯は、中・高校生が圧倒的に多い。その次が主婦。そして小学生、サラリーマン・・と続いている。
●単独犯が最も多く、その次が2人。
●万引きの目的は、自分で読むため(50%)、換金するため(14%)、スリルを楽しむため(3%)となっている。
換金するためというのは、中古の本屋に盗んだ本を持っていき換金している。
●一店舗あたりの1年間の被疑金額平均は,2、118、685円

万引きが増加している原因としては、「換金目的」による犯罪が増えたことに加えて、「学校や親の教育の問題」「モラル低下」が上げられている。

書店における万引き対策としては、
● 棚の配置とレジの場所などレイアウトの再検討(死角をなくす)
● 防犯 カメラの内容見直し(画角・照度、防犯 カメラ設置場所、防犯 カメラ台数)。いかに死角をなくすか?を考え見直す。
防犯カメラシステム
● 防犯 カメラの映像を映し出すモニターをユーザーに見せ、防犯 カメラが設置されているということを確認させる。
● 防犯 ミラーを効果的に配置する(死角をなくす)
● 従業員の効果的配置、巡回、声かけ
● 万引き防止システム
● 「万引きは犯罪です」といったポスターを店内に貼る。
● 従業員に万引き犯を見つけた場合のトークなどの防犯 教育の徹底と、防犯 管理運営マニュアルの作成。
● 古本書店で簡単に換金させない。
といったことが上げられます。

万引きは絶対に許さない。そういった防犯 意識の高いことが認められ、認知されていけば、犯罪対象から外させることが可能です。

投稿者:総合防犯設備士(2008年4月24日)|記事URL| あとで読む

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