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官公庁専門に、全国20県 窃盗の旅

官公庁を専門に泥棒していた男(57)。
三重県尾鷲市の公民館から現金と切手を盗んだとして、窃盗容疑で逮捕された男が、
これまでに全国の官公庁事務所や公共施設で百数十件の窃盗を繰り返していたことが28日、分かりました。
被害総額は数百万円に上るとみられます。

男は2005年夏ごろから、三重、愛知両県をはじめ、山形から高知までの全国約20県を行脚して盗みを繰り返していました。

昼間、シャツやスラックスなどの小ざっぱりとした格好で現場を「下見」
夜中に裏口の窓ガラスをドライバーで割るなどして、屋内に侵入し、
金庫などから現金や切手などを盗んでいました。

多くの泥棒は、この泥棒と同じように「下見」を行います。

昼間なに食わない顔をしてそのターゲットに訪れ、「どこから侵入したらいいか?」
「施錠されているか」「防犯装置(警備システムや防犯セキュリティシステム)、防犯監視カメラの有無」
「逃げ道(ケリクチ)はどうするか?」などを調べます。
「下見の時に、防犯ベルがついていたらどうするか?」
捕まえた泥棒に警察が調査した結果、87%の泥棒が「非常に気になり避ける」、11%が
「やや気になり場合によっては避ける」、2%が「外して侵入」という結果でした。
実に98%の泥棒に対して「抑止効果」があることがわかります。
(だから、セキュリティハウスでは「見せる防犯による抑止(予防)」を重視しているんです)

この泥棒と同じように、「おやしまれないための服装」も重要です。
ほとんどの人は、第一印象でその人を判断しますので、
「こざっぱりとした格好」というのが重要になります。
以前、ベンツに高級スーツで窃盗を繰り返していた泥棒がいましたが
やはりほとんどの人は泥棒とは思わず、「紳士」だと思って安心していました。
侵入時の服装は、それ以外に「目立たないこと」「周囲に溶け込むこと」「手口に合っていること」
という点が加わります。

それにしても官公庁や公共施設で100件以上・・きちんと対策をしていないところがいかに多いかということではないかと思います。
防犯対策はそういった施設にとっては基本です。
今回の泥棒は現金や切手しか狙っていませんでしたが、最近はパソコンを盗み換金する泥棒が増えています。
その中の個人情報を一緒に盗まれると、取り返しがつかないことになります。
きちんとした「未然に防ぐための防犯対策」を早急に進めていただきたいものです。

投稿者:総合防犯設備士(2007年8月29日)|記事URL| あとで読む

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