最新の犯罪情報
忍込み
忍込みとは
「忍込み」とは、夜、家人が就寝中に住宅の屋内に侵入し、金品を盗むものです。
住宅対象の侵入窃盗の24.5%を占めます。
不在時に侵入する「空き巣」が住宅窃盗の約70.0%であるのに対し、「忍込み」は24.5%の比率となっています。
数年前まで78%が空き巣狙いですから、忍込みの比率が増えています。
「忍込み」は平成22年年間では16,175件、平成23年年間では16,393件発生しています。
しかし、比率が低いから・・・と安心すると大変なことになるのが、「忍込み」です。
「忍込みは家に家族がいる時に侵入している」ので、万が一家人が物音に目がさめて、賊と鉢合わせ・・・という最悪の事態になるとも限りません。
ここが「忍込み」の恐ろしいところで、いわゆる「居直り強盗」になる可能性もあることを忘れてはなりません。
昔からの「忍込み」は、家人が寝ている寝室に入り、“枕元に立って寝息に自分の呼吸を合わせると、家人は絶対に起きない”などと自分の技術を誇っていました。
しかし昨今の窃盗団による犯行の場合には、複数の人間で侵入し、ピストルや小刀などの武器を持っている、武器の使用に慣れているなど凶悪化が進んでおり、うっかり出くわしてしまうと命まで危険にさらされてしまいます。
家人を縛り、口をガムテープで貼り、「キンコ、キンコ」などと言って脅迫し、侵入強盗を繰り返していた外国人窃盗団なども発生しており注意が必要です。
「忍込み」の侵入口
- 1階の裏手、横手の「勝手口」の扉や「居間」・「台所」・「浴室・洗面所」・「トイレ」の窓などから侵入。 (裏手、横手は道路などから死角になりやすい)
- 「無締まりのところ」からの侵入が多い。
- 2階建て以上の家の1階に忍び込むことが多い。 (寝ている階が上階のため、気づかれにくい)
『忍込み』に対する防犯対策
- 玄関、勝手口、浴室・洗面所の窓、トイレの窓など狙われやすいところには、破壊工作に強い錠前に替えるとともに、補助錠を外部から見えないように取り付ける。
- ベランダの窓や2階、3階以上と高層といえども窓を開けっ放しで寝ない。風呂場、トイレの窓も換気のため開けっぱなしにしない。特に田舎の家は無施錠のまま就寝している家がまだ多いため注意する。(防犯意識の低い田舎ばかりをターゲットにする泥棒もいるので注意が必要)
- 窓は雨戸を閉め、雨戸も施錠する。窓格子はビスを外して外から外すことができるタイプのものも多いため格子を過信し過ぎない。
- 夜は早めに戸締まりをし、寝る前には必ずもう一度戸締まりを確かめる。
- 見通しが悪くなるので塀は高いものをやめ、道路から玄関、勝手口などが死角にならないようにする。又、植木が茂っていて家の一部が道路から隠れてしまう場合には、植木を剪定し、道路から死角にならないようにする。
- 雨の日には、少々の音を立てても気づきにくいため特に注意する。
- 庭には音のする「防犯じゃり」を敷き、人が歩いたら音が鳴るようにする。
- 番犬を飼う。但し、犬はペット化していて誰にでも鳴かなかったり、番犬を嫌がらない泥棒もいるので過信しない。
- 夜間人が隠れることができるような死角がないかを確認し、勝手口の側や侵入口になりそうな場所には防犯灯や人感ライトなどを設置し明るくして死角をなくす。特に1階の裏手側に気を付ける。
- 足場になるような箱や台、脚立、乗用車などが窓の下、駐車場、壁際などにないか、隣の建物から飛び移れないかを確認し、注意する。
- 「抑止力を強化するもの」としてセキュリティ・キーパーを建物の目立つところに設置する。
- 門扉に電気錠を設置し、簡単に侵入されないようにする。
- 建物の中に入られる前に侵入者を検知するために敷地内や窓の外等に赤外線センサーを屋外に設置し、侵入者を早期発見し、音・光・メッセージなどで威嚇撃退する外周警備を行う。
- 在宅警備システムができる防犯システムを導入する。家に家族がいる場合には、外周警備、窓開閉検知センサーだけが作動するようにするなど部分警戒ができるものを採用する。
- 高額の現金は家の中に置かない、など現金・貴重品の保管に関して注意する。手提げ金庫を含め多くの一般家庭が使用している金庫は燃えない貯金箱と考え金庫を過信しないこと。
- 泥棒は下見をするが、顔を見て挨拶された場所では犯行をあきらめることが多い。又防犯意識の高い住民が集まる地域は犯罪を行いにくい環境でありあきらめる。そのため、町内で不定期な時間帯に目立つ服装で防犯パトロールを行い、防犯意識の高い地域であることをPRしたり、町内で声掛け運動を行い、見かけない人がいたら「こんにちは」と顔を見て挨拶をすることが効果的である。


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