居空き
居空きとは
「居空き」とは、家人が昼寝や食事、洗濯ほしもの中、庭先の手入れなどをしている隙に屋内に侵入し、金品を盗むものをいいます。
「居空き」は、住宅対象の侵入窃盗の5.3%で、平成21年年間では4,780件、平成22年年間では3,925件発生しています。
この「居空き」でも注意が必要なのは、家人が侵入犯のすぐ側に居るわけで、いつ出くわすかわからないという点です。「忍込み」同様、窃盗犯が「居直り強盗」に変わる可能性が高いことを忘れてはなりません。
「居空き」の侵入口
「居空き」は、「無施錠な窓や扉からの侵入」が多いのです。
家人が近くにいますから大きな音をたてて「ガラス破り」をするなどは避け、できる限り物音を立てず、時間のかからない方法・・ということで「無施錠」とい うことになってしまいます。
「居空き」の防犯 対策
「居空き」の侵入口が「無施錠な窓や扉」ならば「窓や扉の錠前をきちんとする」ということに防犯 対策の第一歩となるのですが、ここで一般の方が考える「窓」に、トイレや風呂場の窓が入っていないことが結構多いのです。
トイレや風呂場の窓を換気のために開けっ放しにしている家庭がほんとうに多いのですが、貴方の家は大丈夫ですか?
必ず、トイレや風呂場の窓も施錠してください。
「格子」を過信しない
又、格子があると、絶対安心と信じている方が多いのですが、格子は外から簡単に外すことができますので過信してはいけません。木製の場合は、のこぎりなどで切るという方法で侵入されたケースもあります。
面格子には、簡単に外されるタイプもあるので注意が必要です。サッシと一体型だったり、ネジで止めて外付けにしている場合は、ネジの頭をつぶして接着剤で固定し、ネジを抜かれにくくするなどの工夫が必要です。
新たに格子を取り付けるのであれば「防犯性能の高い建物部品」として登録された防犯性能の高い格子で、特殊ドライバーでしか取り外せないものを使用するこ とをお勧めします。
素材は、一般的なアルミ製ではなく、スチール製で対破壊性を強化したものが理想です。
「クレセント錠」を過信しない
「窓の中央部にあるクレセント錠を締めるだけ」で「施錠したからもう安全」と考えるのは早急すぎます。元来、クレセント錠は室内の気密性を高めるた めの「締まり金具」でしかなく、防犯性を考慮した建具ではないのです。
クレセント錠は「ガラス破り」をして空いた隙間に手を入れてクレセント錠を外す、と いう手口で簡単に開けられてしまいます。このことからも、鍵付きのタイプに交換したり、補助錠を取り付けることは最低限、必要な対策といえるでしょう。
窓も、1ドア2ロック(2つ以上の錠前を取り付けること)が基本です。自宅のサッシの構造をしっかり確認した上 で、設置します。窓ロックは、 補助錠と防犯ステッカーが一体となったタイプで、抑止力(予防効果)もありお勧めです。
補助錠を取り付ける場所は、サッシの上部。泥棒は、補助錠を開けるために、立ち上がらざるを得ないので、周囲の目を気 にする泥棒には不都合なのです。
「ほんの少しの時間でも錠前をきちんとかけて出かける」
ちょっと庭掃除、ちょっとゴミだし・・・この「ちょっと」というのが曲者です。ほんの少しの時間でもきちんと施錠をすることで、常に防犯意識を高く 維持することができます。
そうした家というのはプロの泥棒には分かるものです。
「防犯意識の高い家」というのは、侵入したとしても金目のものを探すのにも時間がかかりますし、金庫なども防犯性能の高いタイプを使用している可能 性が高いです。防犯システムや防犯ベルが室内に取り付けられている可能性もあります。
そうしたことをプロの泥棒は建物の外から下見の時点で判断し、犯罪対象から外すのです。
(平成23年12月末現在)
- 全納入実績 186,436件
- 防犯設備士 553人
- 総合防犯設備士 69人
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