102枚盗難 1枚30キロの鉄製側溝ふた 福島市内
福島市内の市道で「グレーチング」と呼ばれる鉄製側溝ふたが盗まれる被害が相次ぎ、福島市は1日までに、同市大笹生で63枚、土湯温泉町で39枚が盗まれたとして、福島、福島北両署に被害届を出した。グレーチングの盗難は、鋼材価格の高騰を背景に西日本を中心に広がっており、両署は連続盗難事件とみて捜査している。
調べでは、盗まれたグレーチングは亜鉛メッキを施した鉄製。長さ約1メートル、幅約40センチ、厚さ9センチの格子状で、1枚の重さは約30キロ。耐久性に優れているため1枚1万円と高価だ。
福島市によると、大笹生では、付近の住民が5月29日、約200メートルにわたって側溝のふたがなくなっていることに気付き市に連絡。土湯温泉町でも同日、市の道路パトロール員が百数十メートルにわたってグレーチングがなくなっているのを見つけた。
市道路管理課は「まさか1枚30キロのふたが大量に盗まれるとは思わなかった」と困惑している。
福島県内の金属リサイクル業者によると、中国の鉄鋼需要の高まりを背景に、鉄スクラップの価格は過去1年半で1キロ当たり12―13円から20円前後に高騰。業界では以前から、ブローカーを介してスクラップ業者に売り渡すルートの存在が取りざたされていたという。
(河北新報) - 6月2日7時4分更新
投稿者 staff : 2006年06月02日 15:30
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