富山の百貨店宝飾品盗難:大胆な手口、高まる不安 3階の窓ガラス割り侵入
◇「富山大和」宝飾品900点盗難
◇テナント3店被害、100万円超の貴金属ごっそり
総額約1億7000万円に上る宝飾品約900点が盗まれた「大和富山店」。従業員らは被害の大きさと犯行手口に驚いた。
富山県警の調べや同店によると、被害に遭ったのは同店3階北西角にある時計、宝飾品、真珠を取り扱うテナント計3店。それぞれの店で、一部のショーケースの鍵が壊され、100万円超のネックレスなどの商品が、ごっそり盗まれていた。
同店北側にはアーケード(高さ約8メートル)があり、その屋根に面した3階のはめ込み式ワイヤ入り窓ガラス1枚の下部が外から割られており、そこから侵入したらしい。
建物内側の窓ガラス際には、約60センチの空間をとって、婦人服売り場の商品を展示する高さ約2メートルの壁が設置。内部に入るには、これをよじ登って天井との約1メートルのすき間を通らなければならない。同店の幹部は「人間1人がようやく入れるぐらいのスペース。犯人は本当にアーケードの屋根から侵入し、壁を乗り越えたのだろうか」と首をひねる。
また、赤外線センサーで人の侵入に反応する警報装置は作動していたが、音は鳴らなかったという。18日午後7時の閉店後、翌19日午前6時過ぎに巡回した警備員からも、異状があったという報告はなかったらしい。
3店は19、20両日は一部営業、21日は通常営業し、客の対応などで大きな混乱はなかった。また事件後、警備態勢や商品の管理体制を見直し改めたという。
(毎日新聞) - 5月24日より一部抜粋
投稿者 staff : 2006年05月25日 09:57






